【バレー】新生・東京サンビームズ 小泉海藍「色摩知巳さんに憧れています。プレーでチームを引っ張っていきたい」、大門莉珠「リベロとしてコースをしっかり読む」、根本七緒「バックアタックに挑戦中。パワー系なんです」
チームの運営母体が変わり、新たなスタートを切ったバレーボールV女子(23-24シーズンはV2女子)の東京サンビームズ。 コート内も若手が中心となり、サマーリーグ東部大会では休部した千葉エンゼルクロスの選手も加えてフレッシュなプレーを見せてくれた。 大会2日目。7月6日の試合後に、今季の活躍が期待される3選手に話を聞いた。
●小泉海藍(こいずみ みらん アウトサイドヒッター 入団4年目) 去年は3日間通して負け続けた悔しい記憶があります。今年は1勝でも多く勝つぞという気持ちで頑張りました。 ●大門莉珠(だいもん りず リベロ/レシーバー 入団2年目) 去年は苦しい場面がたくさんありましたが、今年は新しいチームとしてイチからやってきています。サマーで1勝でも多くできるようにみんなで頑張っています。 ■根本七緒(ねもと なお アウトサイドヒッター/オポジット 入団1年目) 新人として、コート内を盛り上げたりベンチを盛り上げて、中から外から両方の視点でチームに貢献していけるように頑張っています。 ――小泉選手は入団4年目。チームでは中心となる存在ですね。あらためて自身のプレーの強みを教えてください。 小泉:ジャンプ力です。高い打点からブロックアウトやストレートを狙うことを自分の強みとしています。格上の相手に対しても、そこを自分の持ち味として発揮したいと思っています。 ――先輩が卒業して、今季はエースとしての役割も担うことになりましたね。 小泉:去年までは先輩がいてくれたので、自分はコートの中ではただ先輩についていくだけの状態でした。今年は自分が一番年上になりますし、後輩を引っ張らなきゃいけない。日常生活だけじゃなく、プレーでも引っ張っていけるように頑張りたいと思います。 ――新体制になってチーム名も変わりましたし、運営母体も変わりました(グリーン・サポート・システムズ株式会社が戸田建設株式会社に全株式を譲渡)。変化を感じている部分は? 小泉:練習量が前より増えましたね。少しではありますけれども、その少しが大きいです。活動していく中で練習量が増えることはすごいありがたいことなので、とても助かっています。いろいろ自分たちにプラスになるようなことも増えています。 チームスタッフ:あと、GMの声が大きい。 小泉:ははは。そうですね、GM(近藤勝則氏)の声は社長(笛木彰監督)より大きいですね。いつも私たちを鼓舞してくれています。 ――コーチに宮川紗麻亜さん(元サンビームズ選手、ビ-チバレー選手。春高では八王子実践のヒロインとして活躍)が入りましたね。 小泉:同じポジションですし、プレーの細部を教えていただけて。ビーチ特有のやり方も教えてくれますね。自分が困った時には「現役時代のサマアさんならどうやって決めてたのかな」って考えていて。自分もサマアさんみたいなプレーができるように頑張っています。