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“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組『ABEMAスポーツタイム』（ABEMA）が、7日（日）22時より生放送された。 【写真】大谷翔平の“2戦連続ホームラン”を解説する川崎宗則ほか番組カット【4点】 レギュラーシーズン公式戦324試合を生中継しているメジャーリーグベースボール（以下、MLB）や、サッカー日本代表選手がプレーする欧州サッカーなど注目スポーツの最新情報を生放送で届けている。本放送回では、番組のスペシャルサポーターを務める影山優佳、サッカーのメインコメンテーターとして元サッカー日本代表の槙野智章、野球のメインコメンテーターとして元メジャーリーグ選手の川崎宗則が出演した。 今週話題となったスポーツニュースとして、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が2戦連続ホームランを放った話題に触れた。 大谷選手の打席を映像で振り返ると、影山は「第1号ホームランは『この球をすくえちゃうんだ！』って感じだし、2本目はめっちゃ難しそうな軌道の球を打っている！スゴい」と大興奮。川崎は「大谷選手にとって、4月は例年あまりホームランを打てない時期。とはいえ、今回は41打席かかったので時間が長引きましたね。その理由が、たった1つあるんです」とバットを片手に実演解説を開始。 川崎は「開幕戦でサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手が外角へ投じ、片手でゴロを打たされたボールに、大谷選手は非常に苦しんでいた。これを見た他の投手もダルビッシュ投手の攻め方を真似するようになってしまっていた」と説明。続けて、「ただ、今は軌道修正しつつある。今の大谷選手の桜はつぼみです。1号ホームランは速球を引っ張ってライト方向へ放ったが、センター方面に軌道を描くようになると本調子に戻ると思う。2号の軌道は良かったので、ちょっとずつつぼみが開きだしてますね」と、今後の活躍に期待を寄せた。 また、7日（日）のカブス戦におけるドジャース・山本由伸投手の初勝利も映像で振り返った。圧巻の奪三振ショーに影山は「満塁のピンチでも、三振を打ち取っている勝負強さがスゴい」と衝撃。川崎は「カーブが本当に効いている。これを上手く使い出してから、気迫をむき出しにしている印象を受けた」と絶賛した。 さらに、山本投手のプロ野球時代からの専属シェフがMLBでも帯同していることを紹介し、食事管理を徹底する山本投手の“食”にまつわるクイズを出題。正解は「イカ」で、山本投手がお寿司屋さんで「とりあえずイカ10貫を注文」するほどの“無類のイカ好き”だというエピソードも紹介された。 影山にも大好物を質問すると、「もんじゃが好き。もんじゃはゆっくりと無限に食べられるから止まらなくなっちゃう。食べている感覚がしなくないですか？」と返答が。これに、槙野は「食べている気はするけどな…（笑）」とツッコミを入れた。 サッカーコーナーでは、プレミアリーグの優勝争いが激化していることを紹介した。冨安健洋選手が所属するアーセナル、遠藤航選手が所属のリヴァプール、プレミア3連覇中のマンチェスター・シティの3チームが勝ち点1差で並んでいることを伝えると、影山は「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督にはジンクスがあって、日本人選手を獲得した年は優勝している。今シーズンは遠藤航選手を獲得しているから…？アーセナルは優勝すれば20年ぶりだし、シティも勢いがある。さぁどうなる？」とワクワクした表情を浮かべた。 また、今後の注目ポイントとして、影山は「3チームの直接対決はないけど、上位入りを狙っているウェストハムやトッテナムなどとの対戦では、気合が入っているので双方怪我をするリスクがあると思った。ファン目線で見るとちょっと心配」と語った。 また、優勝争いをするリヴァプールで遠藤選手がスタメンに定着した理由について、現地取材をした槙野が解説。「今までよりもポジションを5メートル前でプレーをし、数的不利な状況でも、前に行ってボールを奪いに行く。監督から求められていることをしっかりプレーするからこそ、監督の信頼を得てポジションを確保できている」と説明しました。影山さんも「数的不利な状況で前に出ることは、素人目では『危険かな？』と思うけど、遠藤選手はピンチになっても動き出せるような準備もしているんだと感じた。そのクレバーさがプレミアリーグでも通用するのが誇らしい」と絶賛した。 さらに、負傷離脱していたアーセナルの冨安健洋選手が復帰したことにも触れると、影山は「ちゃんと守り切らないといけない後半のシーンで起用されているので、信頼されていると思った。ジェレミー・ドク選手の武器となるスピードが発揮される前に止めちゃうシーンも見られて、本当にスゴい」と拍手を送った。