<亀梨和也>撮影中はクール、休憩中は童謡を口ずさむ? 見上愛と15歳差バディーに WOWOW「ゲームの名は誘拐」撮影リポート
俳優の亀梨和也さんが主演する、6月9日から放送・配信されるWOWOWの「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」の昨年10月の撮影初日のリポートが公開された。 【写真特集】出演作が続く多忙な亀梨和也、第1話の重要な喫茶店の場面はどうやって撮った?
ドラマは東野さんの同名小説(光文社文庫、2002年)が原作。主人公である広告代理店の敏腕プランナー、佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突然降板させられる。佐久間は、自分を引きずり下ろした大企業の副社長・葛城勝俊(渡部篤郎さん)に一矢報いるため、その娘・樹理(見上愛さん)と共謀して狂言誘拐を企てることから始まるミステリー。順調に滑り出したかに思われた佐久間の“誘拐ゲーム”は、やがて予想外の展開を見せていく。全4話。
亀梨さんと見上さんは昨年10月初旬に同時にクランクイン。2人が、昔ながらの喫茶店で話している第1話のシーンが、2人の初顔合わせの場となった。葛城によってプロジェクトを白紙にされ、プライドをズタズタにされた佐久間が葛城邸にやってくると、娘の樹理が家を抜け出す場面に遭遇。気になった佐久間は樹理に声をかけ、喫茶店へ。そこで樹理から葛城の人物を探るという重要な場面となる。
見上さんが先に店に入って奥の席へ。その少し後に亀梨さんが現れると、2人はお互いに簡単なあいさつを交わし、スタッフの「クランクインです!」という宣言で撮影が始まった。全話の演出を手掛ける鈴木浩介監督から、喫茶店で向かい合って話す2人をどの角度から撮っていくかの説明があり、すぐにテスト撮影へ。樹理はなぜ家を出たのか、その経緯を説明する長めの会話もミスもなくサクサクと進む。前夜遅くまで別作品の撮影に追われていたという亀梨さんだったが、そんなことはみじんも感じさせなかったという。
監督に「この段階では、佐久間はまだ(葛城を陥れるために樹理をどう利用するか)ノープランで話してますよね」と確認する亀梨さんに対し、「そう、だから準備している感じは出さないほうがいい」と鈴木監督。「明確な準備はしていないけど、佐久間の中ではすでにいろんな計算が始まっている感じかな」というアドバイスに、亀梨さんも同意し、撮影が再開。