中日・柳裕也「しっかり全うしたい」梅津晃大「高め直球投げ切る」17日のシート打撃登板見据え決意 体を追い込む2人に井上監督も期待
中日の柳裕也投手(30)と梅津晃大投手(28)が、秋季沖縄キャンプ最終クール初日の17日、シート打撃に登板する。本来は15日の予定も、天候不良により中止に。沖縄組の中では、最年長の2人。連日、若手とともに体を追い込む右腕らの投球に、井上一樹監督が期待を寄せた。 指揮官が「苦々フェイス見たいキャンプ」と名付けた12日間も、終盤を迎えている。その中で「柳も梅津も球数が多かったり少なかったりするけど、あれだけ投げ込んでくれてる」とうなずく。続けて「足腰が言うこと聞きませんという状態で、調整、調整でやらずに投げる時はこんなもんなのかなというのができるのがこの秋のキャンプ。そこはこちらも『おい、あんな投球しやがって』というのは二の次。必死に練習しているのを見てるのでね」。体をいじめ抜いた先の投球からつかめるものがあるはずだ。
30度近くまで気温が上がる沖縄で走り込み、投げ込み、体はボロボロ。それでも、両右腕の闘志は燃えている。柳が「キャンプのメニューの1つに入っているので、しっかり全うしたいです」と話せば、梅津は「疲れた体ですが、練習から取り組んでいる高めのまっすぐを投げ切れるように」と実戦形式を見据えた。
中日スポーツ