岩井千怜が7アンダー単独首位発進!「ダイキンオーキッドレディス」初日をプロが現地レポート
国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の初日を終え、首位に立ったのは7アンダーの岩井千怜。みんなのゴルフダイジェスト特派記者でプロゴルファーの中村修が現地からレポートをお届けします。 岩井千怜のドライバー斜め正面連続写真はコチラから
「ダイキンオーキッドレディス」の初日の天候は曇り時々雨、気温21度、風速6.6m/sと海風が雨雲を運び、朝のうちは強い雨も降りました。最終組が終えるまで風は強く、硬く難易度の高いコーライグリーンが選手を苦しめました。 今日の初日は目には見えない”気持ち”を考えながら様々な選手を見て歩きました。なぜ”気持ち”にフォーカスしたかというと、火曜日に行われた公式会見で岩井千怜選手が海外での2戦を振り返り「私が感じたのは、やっぱり気持ちですかね。初戦っていうこともあって、まだ気持ちが整ってなかったなっていうふうに思いました。技術面とかは、そんなに考えなくていいんだと思ったので、やっぱり気持ち次第でゴルフは変わるなと思いました」という言葉でした。 どの選手もオフにトレーニングや練習を積み重ね開幕を迎えていますが、日本のトップ選手が集まるツアーという戦いの場にどんな気持ちで臨んでいるのかをプレーで感じたいと思った次第です。 岩井千怜選手は「いつもと変わらない気持ちで臨むことがベストだと思います」と話していた通り、昨季に見てきた雰囲気そのままのプレーで1イーグル、5バーディ、ノーボギーのプレーで首位に立ちました。先に海外で経験した試合勘を生かし気持ちを整えて臨んだ結果、持てるパフォーマンスを発揮できたようです。
岩井千怜選手のドライバーに目を向けると、何やら鮮やかなピンクカラーのヘッドがチラりと見えました。契約するヨネックスによると4月上旬に発売予定の『EZONE GT タイプS ドライバー』の千怜カラーとのこと(なお、千怜カラーモデルは5月27日受注開始)。好スタートの要因は、新ドライバーの出来栄えも良好なことを表しているのでしょう。ちなみに明愛選手のドライバーはブルーのヘッドになっているようですので、明日チェックしてみましょう。
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