被災の大噴水復旧 富山県庁前公園、25日から試運転
富山県は21日、能登半島地震で被災し、運転を休止していた県庁前公園の大噴水の災害復旧工事が完了したと発表した。25日から12月6日まで試運転し、来年4月の本格再開を目指す。 公園中央にある直径35メートルの大噴水は、例年4~11月に運転している。地震の影響で水源の井戸が土砂に埋まってしまったため、別の井戸を掘った。試運転は、11月中は午前10時~午後8時、12月中は午前11時~午後3時に行う。 園内では花時計も被災し、停止したままになっている。県都市計画課によると、花時計の部品は特注のため、修理に費用がかさむことが見込まれ、復旧させるかどうかは今後検討するとしている。