【ロッテ】今季飛躍の小川龍成、来季レギュラー奪取へ 秋季練習では強打を意識「1球で捉えられるように」
ロッテの小川龍成内野手が6日、ZOZOでの秋季練習に参加した。現在、打撃では強打を意識しているといい、「(今季は)粘りとかはできていた。強い打球をしっかり打つってところで。早いカウントで甘い球を1球で、強い打球を打つことを意識してやってます」と、明かした。 先月16日からは宮崎でのフェニックス・リーグに参加し、打席の意識を変えたといい、「今まで通りの打ち方でやっていたが、その時にサブローさんになかなかそのステップで長打を打つのは難しいんじゃないかなっていうところで、足を上げて言ってみたらどうだっていうところからやってます」。以降はすり足からステップ打法に切り替え、「強い打球を打ち、結果的に長打になればという考えなんで。大きいのを打つ意識は特になくて、強い打球を打って(守備の)間を抜いてとか。試合でもやっぱり、(今季の)後半は甘い球をどんどん見送って追い込まれてって感じが多かったんで、そこを1球で捉えられるようにっていうのは意識してやってます」と話した。 今季は大きな成長を遂げた。打撃面では、昨年までの3年間で107打席に立ってわずかに9安打だった。だが、今シーズンは119試合に出場し、313打席に立ち、261打数63安打、打率・241と、チームの2年連続のAクラスに大きく貢献した。来季の目標はレギュラー奪取。ロッテの小さな巨人は「(来年は)とにかくレギュラーで1年間ずっと出たい」と、活躍を誓った。
報知新聞社