「倫太郎と比べてエロくないけど…」 WATWING・鈴木 曉が写真集で見せた 地元・宮城にいた頃の“素の自分”
メンバー・八村倫太郎より「俺、足りなかった!?」
――さらに直筆で詩、奥付のスタッフロールも書かれています。そのあたりもご自身で提案された部分でしょうか? こだわりを教えてください。 『共鳴』を出すにあたって、自分の色をすべて注ぎ込みたいなと思っていました。筆ペンで文字を書くのが好きなので、今回お世話になった人たちのクレジットは絶対に自分で書くと決めていました。詩を書きたいなと思ったのも、芸能活動を始めて5年くらい経って、こうして“鈴木 曉”個人として大きなお仕事をいただけて。改めて今まで培ってきたものや葛藤したこと、みんなへの感謝の気持ちをしたためたいと思ったからです。その気持ちを書かせてもらいました。 ――詩はどれくらいの時間をかけて完成されたんですか? 2カ月くらいです。何を伝えようか、どうしようかと悩んで、「これでできた」と思っても、「やっぱりちょっと違う」と思っては書き換えることを続けていました。自分のことを書いているので、より難しかった部分もありました。嘘は書けないので、しっくりくるまでとにかく何回も考えたり、書き直していましたね。 ――タイトルの『共鳴』の字は何回書きましたか? 筆の確かめで1回書いて、その後に2回書きました。今のよりももう少し形がキレイなものと、自分の中に『共鳴』(の気持ち)を入れて勢いで書いたものの2パターンがあって。最初に見たとき、キレイなほうにしようかなと思ったんですけど、写真集にはめたときに今の少し荒々しい字のほうがしっくりきて。なので、これに決まりました。 ――昨年はメンバーの八村倫太郎さんも写真集を出されていました。ご覧になりましたか? もちろん見ました! 倫太郎、すごいセクシーなカットがありましたよね!? 水を使ったカットを見て、「倫太郎、こういう表情するんだ~!?」と驚きました。 ――触発されて「自分も普段見せてないところを見せよう」という気持ちが芽生えたりもしましたか? 僕も確かに、そうですね。上半身は脱いでも全然いいなと思ったんですけど……でも倫太郎のほうが……うわ、俺、エロさ足んなかった!? ――(笑)。現在25歳、記念すべき26歳の誕生日にリリースとなります。26歳はどんな年にしていきたいですか? いろいろなイベントに出たいですし、夏には野外フェスにもたくさん出たいです。WATWINGをもっといろんな人に聴いていただけるように、僕たちの音楽を楽しんでもらう1年にしたいですね。個人としては、バラエティー番組が大好きなので、出てみたい。芸人さんにイジっていただきたいです! ――楽しみにしています! それでは最後に、CREA読者にメッセージをお願いします。 CREA読者の皆さん、前後篇と読んでいただいてありがとうございました! 改めて、WATWINGの鈴木 曉と申します。『鈴木 曉1st写真集 共鳴』は、伊豆大島で2泊3日かけて撮りました。伊豆大島は5分おきに天気が変わるというくらい、いろいろな顔を見せてくれる島なんです。この島のように、僕自身もいろいろな服を着て、いろいろな表情をして写真を撮ってもらいました。非日常を感じるとても広い野生的な場所で、そのままの鈴木 曉が詰まっている作品になっています。ぜひ手に取っていただき、僕のことを知っていただけるとうれしいです。よろしくお願いします! 鈴木 曉(すずき・あさひ) 1998年2月15日生まれ。宮城県出身。ホリプロ初のダンス&ボーカルグループ・WATWING(ワトウィン)のメンバー。趣味は字を書くこと、曲作り。
赤山恭子