「スマイルコースト・ウオーク」県内外から200人、景色と名産品を満喫【山陽小野田】
山陽小野田市の海岸線を歩く「スマイルコースト・ウオーク」が23日、埴生のドライブインみちしおのキャンプ場をスタート地点に開かれた。県内外の200人が名産品を味わいながら、爽やかな海風に背中を押されるように歩を進めた。山陽小野田観光協会(永山純一郎会長)主催。 焼野のきらら交流館にゴールする約30㌔のコースで、9カ所に食のおもてなし地点を設置。過去最多の300人を超える応募があった。 開会行事では、永山会長が「風光明媚(めいび)な景色を眺めつつ一日を楽しんでもらうという企画。市内の良いところをたくさん見つけて帰ってほしい」とあいさつ。藤田剛二市長は「今年で7回目。名産品を楽しみながら有意義な時間を過ごして」と呼び掛けた。 みちしおの名物の貝汁で体を温めた後、体操で準備運動し、永山会長によるピストルの合図で出発。花の海でシュークリーム、東沖緑地でジェラート、赤崎地域交流センターでは2年ぶりに復活した銘菓「せめんだる」を堪能した。 家族4人で参加した水野夏実さん(埴生小4年)は「4回目の参加。長い距離を歩くので大変だけど、毎年心待ちにしている。ゴールした後に食べたパエリアはすごくおいしかった」と声を弾ませた。