冷え込み続く 相倉合掌集落白く
19日の富山県内は冬型の気圧配置の影響で冷え込み、曇りや雪、雨となった。最低気温は朝日町で氷点下0・5度、砺波市で氷点下0・2度と今季最低となった。 富山県警によると、県内では19日午後4時までの24時間で29件のスリップ事故が起きた。うち3件が人身事故で、3人が軽傷を負った。 富山地方気象台によると、20日午前6時~午後6時の予想降雪量は平野部、山間部ともに0センチ。 南砺市の世界遺産・相倉合掌造り集落では19日、断続的に雪が降り、家屋や田畑、木々は白く包まれ、外国人観光客らが冬の日本の原風景を堪能した。シンガポールから家族3人で訪れた男性は「寒いけどビューティフルでロマンチック」と興奮気味に話した。