全国的に引き続き気温高い 秋晴れ少なく大雨の可能性も 気象庁1か月予報
気象庁は19日(木)、向こう1か月(9/21~10/20)の天候の見通しを発表した。向こう1か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため全国的に高い見込み。東・西日本と沖縄・奄美は10月初めにかけて気温がかなり高く、北日本も2週目(9/28~10/4)は気温がかなり高くなりそうだ。
秋雨前線や湿った空気などの影響を受けやすい時期があるため、向こう1か月の降水量は、東・西日本と沖縄・奄美で多く、北日本で平年並みか多い見込み。向こう1か月の日照時間は、東・西日本と沖縄・奄美で少なく、北日本で平年並みか少なくなりそうだ。
全国に「高温に関する早期天候情報」
北日本は24日(火)ごろまで、気温が平年並みか低いが、25日(水)以降はかなり高い日が多くなる見込み。東日本から沖縄にかけては、向こう2週間は気温が平年より高く、かなり高い日が多くなりそうだ。東・西日本は、20日(金)前後まで熱中症の危険性の高い状態が続く見通し。このため気象庁は、全国に「高温に関する早期天候情報」を発表し、熱中症など健康管理に注意すると共に、農作物や家畜の管理等にも注意するよう呼びかけている。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。