【NEXUS】河村泰博が初回一本勝ちで王座防衛「RIZINがBreakingDownの選手ばかりチャンスあげててフザけんなと思うんで、もう一回、RIZINに喧嘩を売りにいく」
2024年8月25日(日)東京・ニューピアホールにて、『Fighting NEXUS vol.36~初代ミドル級王者決定トーナメント準決勝~ in NEW PIER HALL』が開催された。 【写真】試合後、河村は赤子と愛妻ととともにケージのなかで記念撮影に収まった 横山武司のフェザー級王座戦に並ぶWメインイベントのもうひとつは「Fighting NEXUSバンタム級(61.2kg)選手権試合」(5分3R)。王者・河村泰博(和術慧舟會AKZA)に小倉卓也(スカーフィスト)が挑戦した。 王者の河村は、2023年2月大会で森永ユキトを得意のダースチョークで極めて一本勝ち。2023年9月の『PANCRASE 337』でも井村塁を1R ダースチョークで極めた。2023年12月に「PANCRASEバンタム級王座決定戦」で透暉鷹と対戦も1R 肩固めに敗れている。今回はホームで防衛戦に臨む。 対する小倉は、修斗、PFCを経てNEXUS参戦。初戦は村田康大に判定負も、2022年11月に大石真丈に、2023年5月に小林博幸に、いずれも1R 腕十字で勝利している。 8月の後楽園大会では、渡部修斗のMMA引退試合で、PFCバンタム級王座を賭けて戦い、判定2-0で惜敗。王座陥落したが、12月の「次期挑戦者決定戦」で唐沢タツヤを1R ギロチンチョークに極めて王座挑戦権を獲得した。 ▼第11試合 ダブルメインイベント1 Fighting NEXUSバンタム級(61.2kg)選手権試合 5分3R 〇河村泰博(和術慧舟會AKZA/Fighting NEXUS 第2代バンタム級王者)王者 [1R 1分29秒 三角絞め] ×小倉卓也(スカーフィスト)挑戦者 1R、左ジャブ突く河村に、左ミドルから組んでヒサを突き刺し押し込む小倉。ケージ背にした河村は左で深くオーバーフックし、小倉のテイクダウンに合わせて引き込むと、フルガードから小倉のパス狙いに左手を掴んで右足を抜き、四角に。 河村は、小倉の首を引き寄せ、左オーバーフックを外して自身の右足を引き寄せて三角に組むと三角絞め! 小倉の右足も手繰り座らせてヒザ裏で組んでタップを奪った。 ケージの上に登った河村は「これがRIZINファイター!」と叫ぶと、マイクを握り「俺一人だけレベル違うくないですか? 俺、RIZIN出たいんですけど、なんかBreakingDownの選手ばかりチャンスあげてて、NEXUSの俺らを上げてくれなくてフザけんなと思うんで、もう一回、RIZINに喧嘩を売りにいきます。必ずあの舞台にまた上がります」と語った。