壮絶なKO負けの久保優太「とにかく最後まで試合を投げたくなかった」 サラさんは「初めて涙が出そうになった」とねぎらいの言葉【RIZIN.49】
久保は「今後のことはまだ分からないというか。とりあえず今は顔が痛いというか、ヒジが…グラウンド状態のヒジは危ないですね。めちゃくちゃ勉強になりました。なかなか立ち技において思い切りヒジをガンって。あれ、打たれてから後頭部をマットに打ちつけられるから余計に効くんですね。勉強になりました」と徐々に前向きに。 久保は2Rの開始早々にニヤリと笑みを浮かべたのだが、そのシーンについて「セコンドが“とにかくよく耐え切った。ハイキックで逆転を狙え”という指示だったので“よっしゃ。絶対やってやる”と思ったけど、ダメージで体がついていかなかった。体力を相手に削られてしまって、気持ちしか僕は出すことができなくて。そういう点でも相手に上回られてしまったので、そこは悔しいですね」と悔しさをにじませた。 また「なんとかディフェンスしようと頑張っちゃったから、こういう余計ひどい結果になっちゃったかもしれない(笑)。でも僕は人生をかけて頑張っているつもりなので、とにかく最後まで試合を投げたくなかったし、最後の1分1秒まで戦いたかった、あきらめたくなかった。応援してくれるファンのためにも試合投げたくない、そういうところを見せたいという思いがあるので。ただ力及ばなかったっていう結果です」とも語った。 今回の試合は久保の希望が通ってマッチメイクされたものなのだが「自分の人生は挑戦っていうテーマだし、僕はこれでもサラちゃんとかと無料で参加できる子供教室を全国でやったりしていて、その子たちに、夢とか希望の大切さを日頃から説いているんですよ。自分自身で子どもたちにそういうことを伝えているし、自分自身もそういう夢を持って挑戦するということが人生のテーマなので、全くそこに対しては後悔はない。今回は自分の力が及ばなかったっていうところが残念ではあるのですが後悔はないです。挑戦させてもらったという点については」と語った。
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