ブリーダーズカップフィリー＆メアターフが日本時間3日にデルマー競馬場で行われる

ブリーダーズカップフィリー＆メアターフ（G1／芝2200m）が、日本時間3日にアメリカのデルマー競馬場で行われる。日本からの出走馬はいないが、日本では馬券が発売される。

レースの傾向

ブリーダーズカップフィリー＆メアターフは、3歳以上の牝馬限定の芝レースで、距離は2200メートルで行われる。牝馬限定戦のこのレースは、ヨーロッパとアメリカのトップクラスの牝馬が集まりやすいのが特徴だ。 過去の傾向として、ヨーロッパからの遠征馬が好走している。ヨーロッパの牝馬は芝の中長距離に慣れており、スタミナとスピードを兼ね備えた馬が多いため、2200メートルの距離に適していることが多い。ただ、アメリカ馬も先行力を生かして粘り込むことができればチャンスがある。

海外ブックメーカー1番人気はシンデレラズドリーム

海外ブックメーカーの一つ、「パディパワー」のオッズを見てみると（日本時間1日22時38分時点）、1番人気はシンデレラズドリームで3.75倍。2番人気はコンテントが4.5倍、3番人気はウォーライクゴッデスの6倍、4番人気がモイラの9倍、5番人気がソプラノの10倍と続き、ここまでが単勝オッズ10倍を切っている。

予想の本命はアニセット

本命はアニセット。12戦して3着以下に沈んだのがわずか1回。その1戦もデビュー戦だったイギリスのレースで、アメリカに移籍してからは6勝2着2回3着1回と安定感抜群だ。また、デルマー競馬場とはデルマーオークス（G1／芝1800m）を制するなど4戦3勝と相性が良い。鞍上は、今週のデルマーで好調のU.リスポリと信頼が持てる。 対抗にはシンデレラズドリームを推す。ゴドルフィンの3歳牝馬は、7戦6勝。7月のベルモントオークス（G1／芝1900m）で初のG1を飾った。サラトガオークス（G3／芝1900m）を勝った後に、2つ目のG1勝利を目指す。 3番手は、コンテントを選ぶ。距離経験があるのは大きなアドバンテージ。鞍上は、名手L.デットーリで一発の期待がある。 4番手以降は、7歳ながらまだまだ元気いっぱいのウォーライクゴッデス、直近2戦に騎乗して連勝中の木村和士騎手が跨るハングザムーン、3戦2勝のW.ビュイック騎手に戻るビューティフルラブの順で印を打ちたい。 ◎アニセット 〇シンデレラズドリーム ▲コンテント △ウォーライクゴッデス △ハングザムーン 注ビューティフルラブ