乱闘関与のウルグアイの2人 今季プレミアでも出場停止の可能性が
コロンビアサポーターといざこざ
コパ・アメリカ2024準決勝で、惜しくも0-1とコロンビア代表に敗れたウルグアイ代表。試合後、ウルグアイのFWダルウィン・ヌニェスほか数名が観客席に入り、一部が観客と乱闘におよんだことが話題となっている。ヌニェスが観客席でコロンビアサポーターにパンチを繰り出す様子が、テレビの映像に映し出されていた。 家族を守るためだったとされており、ウルグアイDFホセ・マリア・ヒメネスは「家族が危険にさらされていた。生まれたばかりの赤ちゃんを抱えた愛する人を連れ出すためにスタンドに行った。酒の飲み方を知らないやつらがいるから、いつもこんなことが起きる」と話している。 しかし、観客と殴り合う姿が映されたリヴァプール所属のヌニェス、およびボトルを観客席に投げ込んだとされるトッテナム所属のMFロドリゴ・ベンタンクールに、長期の出場停止処分が下される可能性があると英『THE Sun』が伝えた。FIFAは関与した選手の世界的な出場停止処分を検討しており、これによりプレミアリーグのシーズン開幕を欠場する可能性があるという。 ヒメネスは「制御できる警察官が一人もいなかった」とも話しており、セキュリティにも問題があったのではと思われるが、果たして2名はプレミアリーグを初っ端から欠場することになるのだろうか。どちらも上位を狙うビッグクラブだけに、中心選手のいきなりの離脱は痛手だ。 ※電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)第295号、7月15日配信の記事より転載
構成/ザ・ワールド編集部