高津監督に評価されず…?ヤクルト、前年から1軍出場がない選手(3)高卒3年目が“秘密兵器”に…?
交流戦に突入している2024年シーズンのプロ野球。各チームで主力選手の不調や故障などのアクシデントが起きているが、ファームでくすぶっている選手にとってはチャンスとなる。特に前年から一軍出場がない選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだ。そこで今回は、前年から一軍出場がないヤクルトの選手を紹介したい。
竹山日向
・投打:右投右打 ・身長/体重:182cm/86kg ・生年月日:2003年11月2日 ・経歴:享栄高 ・ドラフト:2021年ドラフト5位 本格派右腕として大きな期待が寄せられている竹山日向。高卒1年目に一軍デビューを果たしたが、前年から一軍登板がない状況だ。 享栄高から2021年ドラフト5位で東京ヤクルトスワローズに入団。ルーキーイヤーは体力強化を重点に置いたため、二軍でも5試合の登板にとどまった。 それでもシーズン終盤に昇格し、一軍初マウンドでは1回1奪三振無失点と上々のデビューを飾った。 翌2023年は高卒2年目ながら、春季キャンプ一軍メンバー入りしたが、結果を残せず。その後も状態が上がらず、同年は二軍でも14試合(35回1/3)を投げ2勝3敗、防御率4.33とやや低調な数字に終わった。 高卒3年目の2024年は出遅れたが、すでに実戦復帰し、ここまで3試合に登板。抜群のポテンシャルを秘めるだけに、今季は飛躍の足掛かりを掴みたい。
ベースボールチャンネル編集部