B・フェルナンデス、ラッシュフォードら主力選手の売却報道をマンU指揮官テン・ハーグは否定 「真実ではない」「まったくもってくだらない」
話題の噂に反応
マンチェスター・ユナイテッドの指揮官エリック・テン・ハーグは今夏に主力選手を含めた多くの選手の売却を容認するという報道を一蹴し、否定した。 共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏の下、今夏に改革が予想されているユナイテッドはコビー・メイヌー、アレハンドロ・ガルナチョ、ラスムス・ホイルンドの3人を除く全ての選手のオファーを検討するという噂が浮上し、ブルーノ・フェルナンデスやマーカス・ラッシュフォードなど多くの選手の去就が注目されていた。 そんななか、プレミアリーグ第36節のクリスタル・パレス戦を控えたユナイテッドの指揮官がこの報道を「くだらない」と一蹴し、「真実ではない」と語った。 「冗談だよ!私がここで働いている限り、毎年夏になると200人の選手がマンチェスター・ユナイテッドから関心を寄せられる。しかしそれは真実ではない。我々はいくつかの調査を行った。毎年夏になると、我々はチームの全選手を売却する。それは真実ではない。そのような見出しを取り上げるときは、落ち着いて責任を持って欲しい。まったくもってくだらない」 何人かの選手の調査を行ったものの、今回の主力選手らの大幅な売却報道に関してキッパリと否定したテン・ハーグ。続けてこの夏に何をする必要があるか聞かれた指揮官はこのように答えている。 「常に多くの仕事をする。移籍期間に入るとそれが普通だ。(ユナイテッドが今シーズンに負った)怪我人は大きな影響を与えた。我々はマンチェスター・ユナイテッドが期待するレベルにはまだ達していない。だから追いつく必要がある。私は今、5回目の移籍期間を迎えている。2つの期間は問題なかったが、2つの期間はよくなかった。夏に新たな改良を加えなければならない。このチームの基盤はとてもいい。ケガがシーズンに大きな影響を与えたんだ」(英『Sky Sports』より) 怪我が今シーズン大きな影響を与えたと語るテン・ハーグ。とはいえ、補強しなければならないポジションは多く、今夏には積極的な動きが予想されている。今夏のユナイテッドの移籍市場での動向は引き続き注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部