初日から多くの買い物客でにぎわった波佐見陶器まつり＝東彼波佐見町

　長崎県内最大の陶磁器イベント「波佐見陶器まつり」が２９日、始まった。メイン会場「やきもの公園」（東彼波佐見町井石郷）には窯元や商社、約１５０店が並び、買い物客でにぎわっている。５月５日まで。 　初日はあいにくの雨になったが、オープン前から満車の駐車場も。さまざまな種類の波佐見焼が並んだ会場で、リュックサックを背負った焼き物ファンが器を手に取り、品定めしていた。 　新型コロナウイルス感染症の５類移行後初の陶器まつり。廣田和樹実行委員長は「マスクを外してお客さまと会話でき、コロナ禍前に戻ってきたと実感した」と話した。昨年と同じ２４万人の来場を見込む。 　１日は人気歌謡コーラスグループ「純烈」メンバーで、同町出身の岩永洋昭さんが来場。町ふるさと大使に就任し、午後１時半から会場内で前川芳徳町長らとのトークショーが開かれる。