ガソリン減税、見直しは来年に持ち越し 自動車税と合わせて議論へ
■2025年度の与党税制大綱 ガソリン・自動車税 与党税制改正大綱には、ガソリン税の上乗せ分(旧暫定税率)について、「廃止する」とした自公と国民民主の合意内容を盛り込んだ。旧暫定税率はガソリン税の「上乗せ分」にあたり、1リットルあたり25.1円かかる。来年に予定する自動車関係諸税全体の見直しとともに、方向性について議論する。 来年は、電気自動車(EV)の普及や脱炭素化の潮流をふまえ、自動車関係諸税の改定について本格的な議論をする予定だ。大綱には「中長期的な視点から、車体課税・燃料課税を含め総合的に検討し、見直しを行う」と記した。
朝日新聞社