信越放送

長野県では、2日夕方から夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨や強い雨の降る所がある見込みで、気象台では、雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があるとして、注意を呼びかけています。 【写真を見る】【大雨情報】2日夕方からバケツをひっくり返したような雨に「警報級の大雨」の可能性も　3日正午までの48時間に南部180ミリ、中部140ミリ、北部110ミリの降水予想　ひょうにも注意を 長野地方気象台が1日午前11時半過ぎに発表した、大雨と雷及び突風に関する長野県気象情報によりますと、前線が東シナ海から日本の南に伸びていて、2日にかけてゆっくり北上する見込みです。 また、東シナ海にあって北へ進んでいる台風21号は、1日夜までに東シナ海で温帯低気圧に変わり、その後3日にかけて前線や低気圧が西日本から東日本を進む見込みです。 長野県では、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるため、2日夕方から夜遅くにかけて大雨となる所がありそうです。 ■雨の予想 長野県では、2日夕方から夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨や強い雨の降る所がある見込みで、雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。 2日に予想される1時間降水量は多い所で、 　　北部　30ミリ 　　中部　30ミリ 　　南部　40ミリ 1日正午から2日正午までに予想される24時間降水量は多い所で、 　　北部　50ミリ 　　中部　60ミリ 　　南部　80ミリ その後、2日正午から3日正午までに予想される24時間降水量は多い所で、 　　北部　　60ミリ 　　中部　　80ミリ 　　南部　100ミリ の見込みです。 長野県では、2日夕方から夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水のほか、河川の増水に十分注意が必要です。 また、2日の昼前から夜遅くにかけて落雷、竜巻などの激しい突風に注意するほか、降ひょうのおそれもあることから、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。