恐竜もピカピカ 豊橋市自然史博物館で大掃除
愛知県の豊橋市自然史博物館で26日、恐竜の骨格標本や復元模型の大掃除があった。1993年から続く年末の恒例行事。 館内三つの展示室には、全長6・6㍍のエドモントサウルスの実物標本をはじめ、全長11㍍のティラノサウルスの全身骨格レプリカを含めた12体を展示している。 職員と館内ボランティア計30人が参加した。脚立を使い、背骨やあごの内側など細かい部分のほこりも見逃さず、はけやエアスプレーで慎重に取り除いた。 屋外の恐竜ランドでは、全長9㍍のトリケラトプスや全長23㍍、高さ13㍍のブラキオサウルスの復元模型など10体の表面をブラシや洗剤を使って念入りに磨いた。 坂本博一館長は「今年1年の汚れを掃除しました。来年1月2日の開館の時にはきれいになった恐竜を見に来てほしい」と話した。