【ボートレース津】池田雄一と菅章哉が首位を巡って直接対決
ボートレース津の「BR津公式ホームページリニューアル記念杯」は14日に3日目を迎えた。「一変しました」と、富永修一が整備の成果を口にする。2日目後半の直前にギヤケースを交換、カドでまくり一気を決めたが、3日目はインで力強く逃げ切った。「1回目の交換はだめで違うギヤにしたら直りましたね」と納得顔。A1勝率もかかる立場、大きな連勝に表情はゆるむ。 そして「直った」はもうひとり、菅章哉だ。「外回りをやってペラ、これで完全に直りました。3日目6Rはぎりぎりのまくりだった?あれはスタートを直前で放ったからです」と解説。残るは準優、優勝戦の1号艇を取りきれるかに焦点は絞られてきた。また、「準優の日が問題ですね。予選1位になったとしても前半が6号艇になるのかも。そうなるとチルト3度から0度へ下げてペラも叩きますが、これが問題なんです。0度から3度へ上げる調整は問題ないんですが」とも語る。どうしても周回を重ねるとペラが3度の形に戻りだし、エンジンもばててきて重くなってしまう。不安は5日目の番組に向いている。「僕はレース間4レースあれば叩けますが、もう少しあればペラを焼ける。8R、12Rの2回乗りになっては厳しいなあ」と。その前に得点トップを奪いきれるか、それが先決である。 菅は現在2位で、池田雄一に得点率トップを明け渡したが、4日目12Rの直接対決で再逆転を狙う。ただ、前半6Rは5枠でチルト3度。12Rは1号艇となっておりチルトを0度に下げるだろう。菅にとって一日早くチルト調整が試せそうだ。
マクール