【陸上】サニブラウン3年ぶり国立 パリ五輪内定に向け「予選から標準を切れるように走りたい」/セイコーGGP
◇セイコーゴールデングランプリ(5月19日/東京・国立競技場) 世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリを前日に控えた5月18日、国立競技場で前日会見が開かれ、男子100mに出場するサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)、坂井隆一郎(大阪ガス)、栁田大輝(東洋大)の3選手が登壇した。 国立競技場に“世界”が集結!!北口榛花、サニブラウン、田中希実、海外勢もウ・サンヒョクら豪華絢爛/セイコーGGP 2021年の東京五輪(200m)以来、3年ぶりの国立競技場で、サニブラウンは「久しぶりに帰ってきたな」と感慨深げ。来年の世界選手権の舞台になることもあり「(観客席を)埋めたい」という思いも浮かんだようだ。 2大会連続の世界選手権入賞で、ブダペスト6位のため参加標準記録(10秒00)を切ればパリ五輪代表に内定。今季はすでに10秒0台をそろえているように好調で、「いつも通りできることをやって走るだけ。予選から標準を切れるように走りたい」と充実の表情を見せる。 2015年北京世界選手権で初めて日本代表になってから、まだ25歳だが、もう25歳。「世界リレーでも最年長だったので下の世代を引っ張っていける選手にならないといけない」と貫禄を示すつもりだ。 セイコーゴールデングランプリは5月19日、国立競技場で行われる。大会の模様はTBSで中継される。
月陸編集部