ジュニア世界1位 坂本怜 ストレート勝ちで全仏Jr初戦突破、四大大会2勝目へ好発進<男子テニス>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日、ジュニア部門の男子シングルス1回戦が行われ、第1シードの坂本怜がジュニア世界ランク32位のW・レヒトマン・ヴィンチゲラ(スウェーデン)を6-4, 7-6 (9-7)のストレートで破り初戦突破を果たすとともに、四大大会ジュニア2勝目へ向け好発進を切った。 【ジョコビッチvsセルンドロ 1ポイント速報】 17歳の坂本は今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルンハード、グランドスラム)ジュニアの男子シングルスで優勝。日本勢男子では2019年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ジュニアを制した望月慎太郎に次ぐ2人目の四大大会ジュニア制覇の快挙を達成した。 さらに5月27日付のジュニア世界ランキングでは初の世界ランク1位に立ち、今大会を第1シードとして迎えた。 1回戦の第1セット、第4ゲームでブレークポイントを握った坂本はリターンエースを決め先にブレークに成功する。直後の第5ゲームでブレークバックを許した坂本だったが、第10ゲームでドロップショットを決め2度目のブレークを奪い先行する。 第2セットは両者サービスキープに苦戦し3度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。それでも坂本はこのタイブレークで3度のミニブレークを果たし、2回戦進出を決めた。 勝利した坂本は2回戦でジュニア世界ランク47位のB・グシック・ワン(イギリス)とワイルドカード(主催者推薦)で出場する同204位のL・ミゲル(ブラジル)のどちらかと対戦する。 なお、同日には男子でジュニア世界ランク48位の本田尚也と、女子でジュニア世界ランク21位のクロスリー真優もシングルス1回戦に臨んだが、両者とも初戦で敗退した。
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