柿崎ゆうじの時代劇「陽が落ちる」4月公開、竹島由夏が封建の世を生きる武士の妻に
「コウイン ~光陰~」「ウスケボーイズ」の柿崎ゆうじが監督・脚本を担った映画「陽が落ちる」が、4月4日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開決定。主演を竹島由夏が務めた。 【画像】柿崎ゆうじの監督作「コウイン ~光陰~」の舞台挨拶に登壇した竹島由夏 江戸時代を舞台とする本作では、封建制度における夫婦の情愛や家族の絆が描かれる。文政十二年(1829年)、良乃は、江戸城在番の折に蟄居(謹慎)の身となった書院番の夫・古田久蔵正成や、一人息子の駒之助と過ごしていた。夫や身内のために気丈に振る舞う良乃だったが、ついに久蔵の沙汰が決まってしまう。 竹島が良乃を演じ、出合正幸が久蔵役で出演。前川泰之、藤澤恵麻、黄川田雅哉、酒井敏也、羽場裕一、村上弘明が脇を固めた。あわせて解禁されたメインビジュアルには「残された良乃は 家族の為に万感の夕暮れの鐘を聴く...」とコピーが添えられている。 柿崎は「現代とは価値観の異なる、江戸時代の日本の夫婦愛、主従愛、家族愛を描いています。『武士の妻とは何か』『主君とはなにか』『家族や夫婦とは何か』それらを昨今の価値観によって全てを否定してしまうのではなく、伝統と文化に育まれた、美しき日本の原風景の1つとして鑑賞いただければ幸いです」とコメントした。 「陽が落ちる」の配給はフルモテルモが担当。 ■ 柿崎ゆうじ コメント 本作品は現代とは価値観の異なる、江戸時代の日本の夫婦愛、主従愛、家族愛を描いています。 「武士の妻とは何か」「主君とはなにか」「家族や夫婦とは何か」 それらを昨今の価値観によって全てを否定してしまうのではなく、伝統と文化に育まれた、美しき日本の原風景の1つとして鑑賞いただければ幸いです。 そこには万国共通の普遍的な守るべき価値があるのです。 ©︎2024 Kart Entertainment Co.,Ltd.