楽天のエース候補・古謝樹投手 部屋に飾るのは初勝利で則本投手からもらった段ボール紙?「楽天に入ってよかった」と思ったこと【ヒーローインタビュー】
■小郷選手の満塁ホームラン、その時古謝投手は… プロ2度目の先発は立ち上がりに苦しみます。初回、146キロのストレートを右中間席に運ばれるなど、この回2点を失います。 しかし、その直後、味方打線が援護し同点に追いつくと、自らもバントを成功させ、相手のミスを誘い出塁。 そして、小郷選手が勝ち越しの満塁ホームラン!さぞ興奮したかと思いきや…。 楽天 古謝樹投手 : 「いや、そうですね。“入った~”くらい…。まず塁に出た事を驚いていたので、自分がアウトにならないことだけ考えていました。歓声が出るまで、ボ~っとしてました」 ディレクター: 「興奮はしました?」 楽天 古謝樹投手 : 「いや、なにも。“無”でした」 なにはともあれ、その後はリードを守り、6回2失点の好投。待望のプロ初勝利を手にしました。 ■プロ初勝利で感じたこと 初勝利のお立ち台で、古謝投手が勝利の瞬間の思いをこのように語っていました。 インタビュアー : 「勝利の瞬間は、どういう思いでしたか?」 楽天 古謝樹投手 : 「野球人生で1番嬉しい瞬間でした」 あらためて、初勝利についての思いを聞きました。 楽天 古謝樹投手 : 「プロへの1歩はプロ初勝利と思っていたので、それを達成できて、キャンプから続けてきた努力が報われた瞬間でした。勝つというのは本当にうれしいので、それを続けていければ良いと思っています」 試合後に出迎えたのは投手キャプテンの則本投手。「おめでとう!」祝福のコメントを贈ってくれました。 ■則本投手からプレゼント! 楽天 則本昂大投手: 「僕も初勝利は2戦目だった。バントもしっかり決めてすごいなと思います。今日は6回まで投げたので、次は7回ですね。それで、8回も投げて(僕に)直繋ぎしてもらえるように頑張ります、僕も。で、完投、やろう!」 キャプテンからは祝福の言葉だけではなく、素敵なプレゼントもあったそうです。 楽天 古謝樹投手 : 「(初勝利前の)甲子園くらいの時に『初勝利したら何が欲しい?』と言われ悩んでいたが、則本さんが『スーツケースが良いんじゃない』と勧められた。その後、中日戦で初勝利できたので、昨日、段ボールで自分のロッカーに置いてあった。 段ボールに“1st WIN”と則本投手の直筆で書いてあったので、切り取って、寮の部屋に飾っています、今」
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