日経平均株価1000円超の値下がり 円高進行や3連休を前に利益確定の売り広がる
12日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに大きく値を下げ、前日比1033円34銭安い4万1190円68銭で取引を終えました。 前の日のニューヨーク株式市場でハイテク関連の株が下げたことや、外国為替市場で円相場が円高・ドル安に傾いたことで、東京株式市場は、取引開始直後から半導体や輸出関連の銘柄を中心に売り注文がふくらみました。 日経平均株価は7月に入ってから2600円を超える上昇で、また、11日まで3日連続で史上最高値を更新したほか、3日間だけでも合計1400円を超える値上がりとなっていました。 急速な株高への警戒や、3連休を前に、東京株式市場は利益を確定する目的の売り注文が集まる展開が続き、日経平均株価の終値は1000円を超える値下がりで今週の取引を終えました。 東証プライムの売買代金は、概算で5兆2369億円。東証プライムの売買高は、概算で18億3255万株。