大谷翔平、2球連続の自打球に敵地ファンから大ブーイング…走者なしでついに22打数ノーヒットに
◇16日(日本時間17日) MLBナ・リーグ優勝決定シリーズ メッツ―ドジャース(ニューヨーク) ◆大谷翔平、自打球を当て苦悶の表情【写真】 ドジャースの大谷翔平選手(30)は、ニューヨークに場所を移したメッツとの第3戦に「1番・DH」で先発出場。4―0とリードした6回2死の第4打席は空振り三振に倒れた。大谷はポストシーズンではこれで走者なしの状況では22打数ノーヒットとなった。いずれも先頭だった1、3、5回は一ゴロ、四球、右飛だった。 6回は目の前でエンリケ・ヘルナンデスが2ラン本塁打を放った直後だった。力みすぎたのか2球連続で自打球を当て、最後は低めに落ちる球にバットは空を切った。 ロスより10度ほど低い気温9度のニューヨーク。第1打席の大谷は痛烈ではあったが一塁ゴロ。米サイトのドジャーブルーは「これで走者なしで20打数ノーヒット」と速報するなど、米メディアもチャンスメークに注目していたが、その後は快音は聞かれていない。 1勝1敗で迎えた第3戦。大谷への敵地の歓迎はブーイングの嵐だった。試合前の選手紹介で早くもブーイング。MLBの公式X(旧ツイッター)は「翔平がメッツファンのブーイングを笑い飛ばす」のキャプションをつけ、笑顔でナインとグータッチする3枚の写真をアップしたほどだった。そして自打球を当てるたびにブーイング。そろそろスカッといきたい。
中日スポーツ