阪神・佐藤輝 来季目標の数字は「あえて言わない」
阪神の佐藤輝明内野手(25)が23日、西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、現状維持の年俸1億5000万円でサインした。(金額は推定) 今季の佐藤輝は5月15日に出場選手登録を抹消され、約3週間2軍で再調整に取り組んだ。試合出場はプロ4年目でワーストの120試合。4年連続20本塁打以上を目指した本塁打もワーストの16本にとどまり、23失策も最多となった。一方で打率・268、得点圏打率・322はキャリアハイで、チームの2位にも貢献した。「個人としてもチームとしても悔しい結果に終わった。もっとできたと思う」と振り返った佐藤輝は「ラッキーゾーンを作ってほしい」と浜風に泣かされた経験から、ラッキーゾーン復活を球団に再度要求したことを明かした。以下は一問一答。 ――サインは。 「しました」 ――アップダウンなどは。 「変わってないです。現状維持?はい」 ――球団からの話は。 「今年の成績について、来年頑張ってくれ、と言葉をいただいた」 ――それに対して。 「もちろん優勝のために貢献したいというのは伝えました」 ――球団への要望は。 「毎年だけどラッキーゾーンつけてくれと。恒例ですけど。もちろん真面目に」 ――今季を振り返って。 「個人としてもチームとしても悔しい結果に終わった。バッティングも守備も数字は下がってますし、結果としても2位でもっとできたと思う」 ――一方で打率や得点圏打率はキャリアハイだった。 「上がっている部分、向上している部分はあるので、そこは続けて行きたい」 ――オフは。 「今年はアメリカには行かず、自分で考えながら、いい練習ができていると思う」 ――クリスマスは練習。 「そうですねえ。何かはすると思います。練習?そうです」 ――来季取り組みたいこと、伸ばしたい数字は。 「全部伸ばしたいし、バッティングも守備も改善に一生懸命取り組んでいる。そこは頑張りたい」 ――秋季キャンプにも参加した。 「秋もやったし、春もキャンプがあるんで、練習していい結果を出せるように頑張りたい」 ――藤川監督については。 「言葉というより、常にコミュニケーションを取ってくれているので、意見があれば自分もしっかり伝えて、コミュニケーションを取りながらやっていきたい」 ――来季について。 「もちろん優勝というところを一番上に置いて、そのために自分ができることをやっていきたい」 ――目標の数字は。 「具体的な数字はあえて言わないけど、キャリアハイは目指してやっていきたい」 ――ファンにひとこと。 「来年は優勝目指して、また新監督のもとでチームとしてやっていきたい。応援よろしくお願いします」