「漫画村」をめぐり賠償金支払が命じられていた（画像はイメージ）

　漫画の海賊版サイト「漫画村」の元運営者である星野ロミ氏が2024年4月30日にXを更新し、出版大手3社から起こされた民事裁判で支払いを命じられた計約17億円の損害賠償金に対する奇策を明かした。 【画像】17億払ってもお釣りが来ると主張 　星野氏は判決後、メディアの取材に対し「一切払うつもりはないです」と発言。ネット上で物議を醸していた。 ■「自分の番になったからって支払わない訳ないよね？」 　星野氏はXに「漫画村の賠償金17億円稼いで支払います」「方法は簡単で誹謗中傷してる奴2万人を提訴して和解金50万円取ります　17億払ってもお釣りが来るな！」と書き添えて、自身が映った動画を公開。その中で、「漫画村の17億円全額一括で返済します。申し訳ありませんでした」と自身の発言を撤回しつつ、頭を下げて謝罪した。 　しかし、次の瞬間には笑顔で「実は最近17億円を作る方法見つけました」と言い、「少し前に『絶対払わないよ』『反省してないで～す』と発言したら全国に放送されてしまい、たくさんの非難が集まりました」と明かした。 　一方、星野氏は「非難だけなら良いのですが、誹謗中傷が2万件ほどネットで寄せられました」と言い、「なので全部訴えることにしました」と報告。「誹謗中傷の和解金は平均1件あたり50万円なので、3400人ほど訴えれば17億円作れる」とし、「なので（和解金を原資に）一括で全額お返しします」と明言した。 　星野氏は、「（誹謗中傷が）2万件ほどあるので、50億円以上の収入です」と言い、「まさか『損害賠償払え』って誹謗中傷してる奴が、自分の番になったからって、支払わない訳ないよね？」と皮肉まじりに、最後には「誹謗中傷をぶっ潰す！」と発言していた。