子どもの守り神として知られる福岡市早良区の紅葉八幡宮。毎年、約１０００組の親子が七五三のお参りに訪れます。 紅葉八幡宮　平山道宜さん 「（以前は）コロナ禍で分散傾向にあったんですが、コロナ前の１１月の七五三シーズン前後に固まる、前の形に戻った傾向がある」 ただ　その理由は、コロナ禍が終息したからというだけではないようです。 「９月に予約をしている人もいたが、暑いのできたら時期をずらすのをおすすめしている」 厳しい暑さの中で着物を着る子どもたちの体調なども踏まえて、紅葉八幡宮から涼しい時期を提案をしているそうです。暑さの影響は、予約状況だけではありません。お参りの際に配られる千歳飴も暑さで溶けてしまっていました。 もちろん溶けた物は袋には入れず新しい物に替えて、子どもたちに渡すということです。気になるのは溶けた千歳飴。神社では何かに使うのでしょうか？ 「こちらはもう煮物とかに使っています」 一方、七五三と言えば、家族で記念写真を撮影する人も多いイベントです。ところが今年は８・９月の猛暑の影響である異変が起きているそうです。ファミリー写真を専門に撮影している会社では。 出張撮影フォトワ　西由良さん 「例年に比べて今年の七五三の予約の入りが少し悪いなとみている。夏がすごく長くて暑かったのでまだ七五三の予約にまで至っていない、撮影予約が例年より後ろ倒しになっている印象です。福岡県でもそうですし全国的にも見られる現象です」 暑さを避けていた人が多かったためか、秋の気配が漂い始めた先月下旬から急に予約が入り始めたそうです。 「やっぱり一番多いのは１１月なので撮影をしようと思っている人は早く検討した方がいいと思う」