左から西岡尚輝選手、久保凛選手、落合晃選手（写真：AP/アフロ）

◇陸上 Yogibo Athletics Challenge Cup 2024（28日・29日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム） 【画像】笑顔で手を振る久保凛選手 陸上・日本グランプリシリーズの第14戦・新潟大会。パリ五輪代表が集結する今大会には、スーパー高校生らも出場します。 今季、好記録連発で盛り上がりを見せている800mは、男女ともに高校生が日本記録保持者です。 今年7月、インターハイで2連覇を達成した落合晃選手（滋賀学園高3年）は、決勝の舞台で従来の記録を1秒近く更新する、1分44秒80の特大日本新記録をマーク。さらに、U20世界選手権では銅メダルを獲得する快挙を達成しました。 女子の久保凛選手（東大阪大敬愛高2年）は今季、国内でシニアの選手相手に負けなし。7月には、19年ぶりに日本記録を更新し、日本選手初の“2分切り”となる1分59秒93をマークしています。 さらに男子100mにも楽しみな高校生が。東海大学付属大阪仰星高校3年の西岡尚輝選手は今年のインターハイ、追い風1.2メートルの条件下で10秒11をマーク。これは高校歴代2位の好タイムで、2013年に桐生祥秀選手が記録した大会記録を11年ぶりに更新しました。 さらになる記録の更新、そして来夏に東京で開催される世界選手権の参加標準記録の突破なるか。高校生たちの活躍に期待です。