積極補強のマンU、F・デ・ヨングへの関心再燃か…バルサは約97億円程度で売却容認?
マンチェスター・ユナイテッドがバルセロナ所属のオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングに関心を寄せているようだ。13日、イギリス紙『デイリーメール』やスペイン紙『スポルト』が伝えている。 昨シーズンのプレミアリーグを過去最低の8位という不本意な結果で終えたマンチェスター・ユナイテッドは、今夏の移籍市場で積極補強を敢行。ここまでオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー、U-23フランス代表DFレニー・ヨロ、オランダ代表DFマタイス・デ・リフト、モロッコ代表DFヌサイル・マズラウィを獲得し、スカッドの強化に成功している。 そんなマンチェスター・ユナイテッドは中盤の補強も検討しており、かつてアヤックスでエリック・テン・ハフ監督の指導を受けたF・デ・ヨングの動向を注視しているという。同選手は現行契約を2026年夏まで残しているものの、財政問題を抱えているバルセロナが今夏の移籍市場での売却に応じる可能性は低くないとのこと。6000万ポンド(約97億円)程度の入札があれば、移籍を容認するものと見られている。 現在27歳のF・デ・ヨングは2015年にヴィレムIIでプロデビューを飾り、同年夏の移籍市場でアヤックスに加入した。徐々に出場機会を増やすと、2017年に就任したテン・ハフ監督の下で中盤の主軸に定着。公式戦通算89試合に出場し、エールディヴィジ制覇やチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出に貢献した。2019年夏に加入したバルセロナでも主力として活躍しており、ここまで公式戦通算213試合の出場で17ゴール21アシストをマークしている。 今夏に獲得したデ・リフトとマズラウィを含め、カメルーン代表GKアンドレ・オナナやアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネス、ブラジル代表FWアントニーと元アヤックスの選手が数多く在籍しているマンチェスター・ユナイテッド。果たしてF・デ・ヨングも今夏にテン・ハフ監督との再会を果たすことになるのだろうか。
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