司法長官候補ゲーツ氏、未成年との性交渉疑惑が波紋
トランプ次期米大統領の腹心として司法長官候補に登用されたマット・ゲーツ元下院議員をめぐって、過去に未成年女性と性交渉をした疑惑が改めて問題化している。 【写真】「トランプ2.0」が来たら 内政・移民・対中…どうなる世界と日本 ゲーツ氏は未成年女性との性交渉や違法薬物の使用などの疑惑をめぐり、刑事捜査を受けていた。捜査当局は2023年、立証が困難だとして訴追を断念したが、問題はくすぶり続けている。 捜査終結後も下院の倫理委員会は調査を継続しており、調査報告書の内容に注目が集まっていた。だが倫理委は20日、現時点で公開を見送る決定を下した。ゲーツ氏が今月になって下院議員を辞職したため、公開は適切でないとの判断だ。だが公開を求める声も強く、12月に協議を続けることになった。
朝日新聞社