約9万人の市民が一斉に地震対応訓練「プラスワン訓練を繰り返して」 岡山・倉敷市
KSB瀬戸内海放送
岡山県倉敷市で、職場や学校などで一斉に地震対応訓練が行われ、約9万人の市民が参加しました。 【写真】防災危機管理室で行われたプラスワン訓練
(訓練の様子) 「緊急地震速報です。極めて大きな地震が発生しました」 訓練は和歌山県南方沖を震源にした大地震が発生し、倉敷市で震度6弱を観測したという想定です。 倉敷市役所では午前9時の放送とともに、市の職員や市役所を訪れていた市民が、自分の身を守るために約1分間、体を低くして頭を守って動かない状態を保ちました。 このあとは、プラスワン訓練としてそれぞれの職場などで避難訓練や連絡体制の確認など自分たちに必要な訓練を行いました。 倉敷市の防災危機管理室では、「プラスワン」として災害対策本部の設置訓練が行われ、パソコンを持ち寄ったりモニターを立ち上げたりしました。 26日は倉敷市内の1096の企業や病院、学校などで訓練が行われ、約9万人の市民が参加しました。 (倉敷市/大本進 危機管理監) 「私の家ではこういうふうな連絡を取らなければいけない、いろいろあると思うんです。そこをご家庭で1度話し合っていただき、『プラスワン』訓練を繰り返していただけたら」
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