有村藍里「7年前、勢いで兵庫から上京してきた」久々に初めて一人暮らしをした場所に行ってみたら…
こんにちは、有村藍里です。 突然ですが、電化製品ってなぜか同時期に壊れることってありませんか? 【あわせて読みたい】「美容整形は依存してしまう?」あれから5年、有村藍里が整形に対して思うこと 電子レンジの様子がおかしいな……と思いながらも誤魔化しながら使っていると、炊飯器、洗濯機も調子が悪そう……。 そういえば、どれも上京した時に購入したものだから、使い始めて7年ほど経ちます。 東京でのお仕事が増え始めて、友人もできてきたタイミングでやっと上京する勇気が湧いて、ほとんどその時の勢いで地元の兵庫から上京しました。 住むお部屋を決めるために、不動産屋さん駆け込んだものの、どこに住んだらいいのか分からないし、住みたい場所も特になかったので、自分が払える家賃と治安が良さそうで近くにスーパーがあるところ、とだけお願いしました。 物件資料を何個か見せてもらいましたが、その中で一軒だけ新築のお部屋があり、新築っていうだけで嬉しくなってすぐ内見に行って、そこに決めました。 その後、すぐに家電量販店へ。絶対に必要であろう冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器を探しに行きました。 なるべく費用を安く済ませたくて、相談しながら買い物をしたのを覚えています。 そうか、あれから7年も経っていたのか。 ほぼ毎日使っているものだから調子が悪くなるのも仕方がないかと思いながら、一つずつ買い替えて行こうと思い、7年前と同じように家電量販店に行きました。 あの頃は、本当に何も分からず事前に調べもせずに、とりあえず安く買えればいいという理由でブランドも気にせず購入しましたが、家電もブランドによっては多種多様に機能性やデザインが違っていて、機能性を重視すれば価格も高くなり、悩みどころです。 あの頃は悩んでいる余裕もなかったな、としみじみ思います。
上京して、最初に一人暮らしをした場所へ行ってみたら…
7年前に初めて上京して、一人暮らしをしていた場所へ久しぶりに行ってみました。 その近くには、私が好きだった大きな桜の木があったのですが、なくなってしまっていました。 私が上京したのは夏だったので、それが桜の木だと知ったのはもう少しあとなのですが、上京したばかりで、「お仕事をもっと頑張らないと」「何者かにならないと」と、がむしゃらに生きて張り詰めていた当時の私は、心に余裕がなくて1人で心細いし、不安でした。 春にその大きな木が桜だったことに気づいたのですが、その近くに行くと空一面に桜色が広がっているように見えて、息を呑むほど美しかったのを覚えています。 桜が咲いている期間、毎日見るのが好きでした。 その桜を見に来ている人はほとんどいなくて、静かでこんなに贅沢な景色を1人で見ていていいのかなと思えるほどでした。 毎日の風景の中に当たり前にあったからか、私はその好きな桜の木の写真を撮った記憶がなかったのですが、アルバムを見返したら1枚だけありました。 あの桜の木があったから頑張れたこともきっとあって、また来年も東京で、この場所でこの桜を見ようって思っていました。 しばらくしてからその場所からは引っ越ししていたので、いつ桜の木がなくなってしまったのか分からないし、思い出の場所がなくなっていてさみしい気持ちもありますが、私の記憶の中には、ずっと残っています。 年月が過ぎて、大人になって変わったこともたくさんありますが、こんな風に日常の小さな幸せを見つけて、まだまだここで頑張っていきたいな、と思えた話でした。 今週も最後まで読んでくださってありがとうございました。 有村藍里
【Profile】 有村藍里(ありむら・あいり)
1990年8月18日生まれ/O型/兵庫県出身趣味:カメラ中学時代に引きこもりで人見知りでネガティブな性格であり、そんな自分を変えたくて、16歳の時に芸能界入り。引きこもりやネガティブな性格から脱却するための努力や逆境を乗り越える姿が、同じような境遇の悩みを抱える女性から多くの支持を得ている。2019年3月、美容整形を受けたことを公表し、その正直に打ち明ける姿と有村が持つ雰囲気により多くのファンから共感を得た。
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