オープンしたゲレンデを滑走するスノーボーダーやスキーヤー

　長野県木曽郡内4スキー場のトップを切り、御嶽山腹にある開田高原マイア（木曽町）が15日、今季の営業を始めた。待ちわびたスキーヤーやスノーボーダーが軽やかに斜面を滑り、雪の感触を楽しんだ。 　2基あるリフトのうち山麓側の1基が稼働し、2000メートルの滑走が可能になった。積雪は50センチだった。当初の予定から1日遅れてのオープンとなった。「初滑りはマイアで」と決めている、愛知県小牧市の会社員男性（38）は「今季はなかなか冷え込まず、雪造りが大変だと聞いた」とスタッフの労苦をおもんぱかり「年内にもう1回来たい。その頃には絶好の雪質でしょう」と期待していた。マイアは毎週火・水曜が定休（年末年始と祝日除く）で来年3月末までの営業を予定する。 　御嶽スキー場（王滝村）は20日、やぶはら高原スキー場（木祖村）と木曽福島スキー場（木曽町）は21日のオープンを予定する。