飛び級できる!? A代表に呼びたいU-23日本代表選手(3)マリノスから世界へ! 万能すぎる攻守の要
今夏に行われるパリオリンピックへの出場を目指して、3月22日にU-23日本代表はU-23マリ代表と親善試合を戦った。彼らの中にはA代表の選手たちに匹敵するポテンシャルを持つ者もいる。今回はA代表でもプレーしてもらいたいU-23日本代表選手を選出した。※成績は『transfermarkt』を参照。
MF:藤田譲瑠チマ 生年月日:2002年2月16日 所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー) 23/24リーグ戦成績:20試合1得点1アシスト 苦しいチーム状況の中、藤田譲瑠チマはU-23マリ代表戦に途中交代で投入されて、少ないプレー時間でも見せ場を作ることができていた。横浜F・マリノス在籍時の2022年にEAFF E-1サッカー選手権でA代表デビューを飾った逸材は、この年代屈指のMFであることを改めて示した。 昨夏にマリノスからシント=トロイデンへ移籍した藤田は、当初は途中出場での起用が主だったものの、2024年になってからはスタメンの定位置を掴みつつある。運動量豊富な万能型MFである藤田は攻守においてチームの要となる存在だ。的確な予測で相手の攻撃を封じ、パスワークでも味方の攻撃の起点となる。 U-23マリ代表でもその魅力は発揮されていた。藤田はピッチのいたるところに顔を出し、守備時にはインターセプトで相手の攻撃の芽を摘み、巧みな配球や推進力のあるドリブル、ボールキープ力でも違いを見せていた。ポテンシャル抜群の藤田がA代表にも定着することができれば、中盤の選手層がさらに充実したものとなるだろう。
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