ニューイヤー駅伝の区間エントリー発表!王者Hondaは5区青木、6区小山、富士通は3区に塩尻、トヨタ自動車は太田、田澤が2区&3区
2024年正月に行われる第68回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)を2日後12月30日の区間エントリーが発表された。 【ニューイヤー駅伝】全チームの区間エントリーをチェック! 史上4チーム目の3連覇がかかる王者Hondaは、パリ五輪マラソン代表の小山直城が6区に入り、今大会から最長区間となった2区(21.9km)は中山顕が務める。3区は伊藤達彦、4区は1年目のイェゴン・ヴィンセントと東京国際大OBコンビでつなぎ、5区には4年連続で青木涼真が入った。 Hondaと並んで優勝候補に挙げられる富士通、トヨタ自動車も充実の布陣。富士通は12月の日本選手権10000mを27分09秒80の日本新記録で制した塩尻和也が3区に入り、2区は浦野雄平が担当する。1区は主将・坂東悠汰、アンカーには中村匠吾と東京五輪代表組が名を連ねた。 トヨタ自動車は2区に太田智樹、3区にスーパールーキー・田澤廉の2枚看板がきっちりと入り、6区に西山雄介、アンカーに前回区間賞の服部勇馬とマラソンで世界を経験した2人が終盤を締めるオーダーとなった。 前回4位の三菱重工は2区に井上大仁、5区に山下一貴に起用。3区の林田洋翔、4区のキプラガット・エマヌエルを含む強力布陣となった。 同5位のGMOインターネットグループは大迫傑(Nike)が6区に入り、1区には前回区間賞の村山紘太、注目のオレゴン世界選手権5000m銀メダリストのヤコブ・クロップからタスキを受ける5区には青学大卒のルーキー・ 岸本大紀が入った。 前回入賞外からの巻き返しを期すチームでは、旭化成が秋に10000m27分台を出した新人3人を抜てき。1区には西脇工出身の長嶋幸宝が入り、インターナショナル区間の4区は早大卒の井川龍人、5区は創価大卒の葛西潤が登録された。その間は2区・大六野秀畝、3区のエース・相澤晃で勝負する。黒崎播磨も2区に細谷恭平、3区に田村友佑と主力が主要区間を担う。 このほか2区には九電工のパリ五輪マラソン代表・赤﨑暁、Kaoの池田耀平ら有力選手が名を連ね、SGホールディングスは2区に青学大卒のルーキー・近藤幸太郎を抜てきした。3区もNTT西日本が日本選手権10000m5位の小林歩、住友電工は田村和希と、スピードランナーが顔をそろえる。 また、西鉄は2区、3区を設楽兄弟が務め、弟・悠太から兄・啓太へとタスキをつなぐ。 大会は1月1日、群馬県庁前をスタート・フィニッシュとする7区間100kmのコースに41チームが出場して行われる。スタートは午前9時15分。大会の模様はTBS系列で午前8時30分から生中継される。
月陸編集部