あなたの思い文字で伝えて 年賀状受け付け開始 熊本中央郵便局でイベント 園児らが投函
2025年用の年賀状の配達受け付け開始(15日)を受けて、日本郵便九州支社は16日、熊本市中央区の熊本中央郵便局で年賀状の利用を後押しするイベントを開いた。 イベントには近くの「認定こども園シオン」の園児28人が参加。25年の干支[えと]の「巳[み]」に合わせてヘビのイラストをあしらった専用ポストが設置され、園児らは年賀状を1人1枚投じた。 今年10月の郵便料金の約3割値上げや、交流サイト(SNS)の普及に伴う新年のあいさつの多様化で、年賀状の利用は減る見通しだ。25年用年賀はがきの当初発行枚数は10億7千万枚と、前年と比べて25・7%減った。 熊本中央郵便局の平井正秋局長は「文字にするからこそ、伝わるぬくもりがある。年に1度の年賀状で新年のあいさつをしてほしい」とアピールした。 元日に年賀状を届けるには12月25日までに投函[とうかん]する必要がある。(田代智也)