東京駅に“茶畑”出現 7種の緑茶飲み比べ、茶摘み体験も 島田市、8日までPRイベント
島田市は2日、緑茶を軸に市の魅力をPRする「推し活は茶畑で。」をJR東京駅のイベントスペース「スクエアゼロ」で開始した。茶畑をイメージし、本物の茶樹を各所に配置した空間で、製法によって味わいの違う緑茶やスイーツを楽しむことができる。8日まで。 シティープロモーション「島田市緑茶化計画」の一環。火入れや蒸し具合の異なる7種の緑茶や緑茶ハイ、緑茶ソフトクリーム、市内菓子店の商品を使った緑茶パフェが並んだ。茶の歴史や特徴を紹介する体験プログラムも用意し、参加者は茶葉の手触りや香りを確かめたり、簡易的な茶摘みを体験したりした後、7種の緑茶を飲み比べてお気に入りの種類を発表した。 観光で都内を訪れた兵庫県の平井圭子さん(63)は「自分好みのお茶の製法が分かり、奥深さを感じた」と話した。 和菓子やクラフトビールなど地場産品の販売ブースも人気を集めた。市の担当者は「まずは体験することでお茶や島田市に興味を持ってもらい、誘客につなげたい」と話した。 午前11時~午後8時。最終日は午後6時まで。
静岡新聞社