香取慎吾が2025年の「大阪国際女子マラソン」メインビジュアル手掛ける サクラソウがモチーフの作品「一心不RUN」、1月26日開催
元SMAPの香取慎吾(47)が、来年1月26日に開催される「第44回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社ほか主催、奥村組協賛)のメインビジュアルを初めて描きおろしたことが23日、分かった。国内外で個展を開くなど画家としても積極的に活動する香取〝画伯〟が、浪速路を駆け抜けるランナーたちをアートで後押しだ。 作品は「大阪府の花」に認定されているサクラソウがモチーフ。ピンクや紫色の花びらが香取らしくポップで華やかにデザインされ、「一心不RUN」と名付けられた。 香取は「大阪の街を、一心不RUNに、サクラソウのように美しく駆け抜ける皆さんを応援しています!」と力強くエール。サクラソウは寒さに強い性質でも知られ、真冬の大阪の街で繰り広げられるレースに一心不乱に臨んでほしい-という強いメッセージが込められている。 大会事務局によると、これまでマラソンに触れてこなかった人にもメインビジュアルを通して大会に興味を持ってもらえれば、と今回初めて香取にオファーしたという。作品は大会ポスターなどに使用される。 香取は俳優、歌手活動の傍ら、絵も得意で2018年9月にパリ・ルーブル美術館で初個展を開催。22年から今年にかけては個展の国内巡回開催を成功させた。大がかりな作品も多く、ビルや大学の壁面への巨大壁画、香港の街角でのストリートアートなど個性的な活動を続けている。俳優としては来年1月9日スタートのフジテレビ系主演ドラマ「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」が控えるなど、多方面で絶好調だ。 今年1月の同大会では2位の前田穂南(28)=天満屋=が2時間18分59秒で、女子マラソンの日本記録を19年ぶりに更新。今回は、来年9月に東京で開催される世界選手権の代表選考会も兼ねている。トップランナーの一心不RUNな姿が感動を呼びそうだ。