兵庫県警姫路署

「携帯電話が不正に契約されている・口座を調べるためにお金を振り込んでください」などと携帯電話会社や警察官をかたるウソの電話にだまされ、兵庫県姫路市の65歳の女性が、現金2025万円をだましとられました。女性は33回にわたってコンビニや銀行などのATMから振り込みをしたということです。 警察によりますと、姫路市に住む65歳の女性は今年2月2日、携帯電話会社の関東の支店の職員を名乗る男から「あなた名義で携帯電話が不正に契約されています」と固定電話に連絡があり、「後から警察から電話があります」などと伝えられました。その後、警察官や検察菅を名乗る男から「あなたの口座を調べます。指定する口座にお金を振り込んでください。」などと、何度ももうその電話があったということです。 電話を信じた女性は、2月8日から4月25日にかけ、コンビニや銀行のATMで男らが指定した口座に33回にわたって2025万円を振り込んだということです。女性は、男らから振り込みの後に報告書を家に送ると言われていましたが、報告書が家に届かなかったため不審に思い、6月17日になって警察に相談し、だまされていたことに気付いたということです。 警察は「携帯電話が不正に契約されています」「あなたの口座を調べます」などといって現金を要求するのは、”絶対に詐欺”のため、警察に相談してくださいと注意を呼びかけています。