“変化球”で視聴者を困惑させたユージ（写真・時事通信）

　連日、世間を賑わせている兵庫県の斎藤元彦知事とPR会社「merchu」（兵庫県西宮市）の、公職選挙法違反疑惑。 【写真あり】斎藤知事の左腕には、ロレックスがキラリ 　11月25日、政府主催の全国都道府県知事会などに出席するため上京していた斎藤知事は、記者団に「（PR会社に）ポスター制作などで70万円ほど支払った」「SNSについては斎藤、斎藤事務所が主体的にやっていた。（代表は）ボランティアとして個人で参加された認識」などと語った。指摘されている法的な問題については、「公職選挙法に抵触するような事実はないという認識をしている」と、疑惑を否定した。 　これらのニュースは、同日放送の『ゴゴスマ～GOGO!Smile!～』（TBS系）でも取り上げられ、スタジオでは熱いトークが繰り広げられたのだが……。月曜日のレギュラーコメンテーター、タレントのユージの発言がスタジオと視聴者をシラケさせてしまったようだ。 「スタジオの東国原英夫氏が、自身の選挙体験をまじえながら問題点を指摘し、リモート出演した国際弁護士の清原博氏が法的な見解を述べる、という濃密な内容でした。 　なかでもヒートアップしたのは、東国原氏が『会社が選挙期間中に、有償でやらなきゃいけないこと（業務）を無償でやった場合は、寄付行為になる可能性がある』『（PR）会社は県と関係があった。事業を受注している。この関係性で候補者を応援するのはどうなのか』などの疑問を呈した場面です。清原氏が『東さんに聞きたい。PR会社が知事側に寄付をすることは違法なんですか？』と問いかけました。 　東国原氏が『選挙期間中、PR会社が選挙運動にからんだら、普通は有償、ギャラが発生するよね。（それを）無償でやったら、これは微妙な感じがする』と答えました。これに清原氏は『微妙であるならば、それを違法としちゃうのは間違いですよ』と弁護士らしい説得をしていました。清原氏は『公選法違反ありき』に偏りそうな論争を、軌道修正したんです」（芸能ライター） 　そうした丁々発止の論議のなかで、ユージが発したのが「アパレル会社が、候補者に名前入りの衣装を無償提供したら違反なのか」という内容の質問だった。これには出演者も困惑したようで……。 「いきなりの“アパレルたとえ”に『何を言ってるんだ?』と、スタジオは静寂に包まれました。この発言の前に、ユージさんは『PR会社は依頼人をPRすることが仕事。その業務を無償で提供するのはどうなのか』と疑問を語っていたので、『PR会社』を『アパレル会社』に変えた例えだったのでしょう。しかし、ちょっと唐突だったようです。 　ユージさんはときどき、こうした“変化球”のコメントを繰り出しますが、東国原氏も清原氏も、意味がわからず議論がストップ。スタジオはシラっとなっていましたね」（前出・芸能ライター） 　Xには、こうしたユージの“変化球”にうんざりした反応が投稿されている。 《ユージ、意味わかんない例えして東国原氏と清原氏の邪魔》 《清原弁護士が的確に説明してるのに、ユージが混乱させる質問してる！いつも煩い！》 《ユージとやらが訳の分からない事言っていて笑ってしまいました》 《ユージとやらの意見は確かに？でした》 　まずはシンプルに、人の話を聞こう。