【欧州市況】株は5日続伸、仏独債スプレッドは縮小-不信任投票控え
(ブルームバーグ): 4日の欧州株は5日続伸。投資家はフランスでのバルニエ内閣に対する不信任投票の行方を注視している。ストックス欧州600指数は0.4%高。この日は小売株が上げを主導した。フランスのCACTUS40指数は0.7%上昇。
欧州債市場では、10年物のフランス債とドイツ債のスプレッドがやや縮小。フランスでの不信任決投票に加え、欧州市場の取引終了後に講演する米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言も待たれている。
フランス債とドイツ債のスプレッドは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して83bpとなった。
英国債は下げをほぼ解消。トレーダーはイングランド銀行(英中央銀行)による来年末までの利下げを83bpと織り込んでいる。
12月4日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
原題:European Stocks Gain, CAC Rises Ahead of No-Confidence Vote
French Yield Premium Slips Ahead of Vote: End-of-Day Curves
(抜粋)
--取材協力:Jan-Patrick Barnert、Sagarika Jaisinghani.
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Macarena Munoz Montijano