【訃報】漫画家・鳥山明さん(68)死去 急性硬膜下血腫のため 「ウイングマン」作者・桂正和さんらが追悼
週刊少年ジャンプの公式ホームページなどによりますと、鳥山明さんは1日、急性硬膜下血腫により死亡したということです。68歳でした。 鳥山さんは、1978年に漫画家としてデビュー。 代表作の「DRAGON BALL」の累計発行部数は2億6000万部にもおよび、世界中のファンを楽しませてきた日本を代表する漫画家です。 鳥山さんの事務所は「熱心に取り掛かっていた仕事もたくさんあり、まだまだ成し遂げたいこともあったはずで、残念でなりません」などと、コメントを発表しました。 また、集英社「週刊少年ジャンプ」の公式サイトには、鳥山さんにゆかりのある人たちのコメントが寄せられています。 ■「ドラゴンクエストシリーズ」ゲームデザイナーの堀井雄二さん 「ドラゴンクエストの歴史は、鳥山さんのキャラデザインとともにありました。亡くなってしまうなんて‥‥。これ以上、なんて言えばいいのか言葉になりません。本当に、本当に、残念です。」 ■「ウイングマン」などの作品を手がけ、鳥山氏との共作もある桂正和さん 「お宅に遊びに行った時、うちに泊まりに来てもらった時、遊びに出掛けた時、全部が楽しい思い出しかなくて、電話をする度に、疲れるほど笑ってました。漫画家として、見てる風景、作家のレベルも違いすぎて、偉大さを意識した事が無かったです。わかってはいます。けど、本人と接する時は微塵もそれは感じなかった。人柄ですね。」 ■「ONE PIECE」の作者・尾田栄一郎さん 「もう二度と会えないと思うと、悲しみが押し寄せてきます。子供の頃から憧れすぎていて、初めて名前呼んで貰えた日の事も覚えています。漫画家に限らずあらゆる業界で活躍するクリエイター達の少年時代にドラゴンボール連載当時の興奮と感動が根付いているでしょう。その存在は、大樹です。」 葬儀は、近親者のみですでに執り行われたということです。
ABCテレビ