五木ひろし

　一般社団法人「日本歌手協会」が６月５日（午後４時３０分）、６日（午前１１時、１６時）の２日間、東京・練馬文化センター大ホールで、能登半島地震および台湾地震の被災地支援チャリティーコンサートとして「夏まつり　唄まつり」を開催する。 　同協会顧問の五木ひろしは５日の回で、能登の被災地や故郷・福井に延伸された北陸新幹線への思いを込めた新曲「こしの都」を披露する。「こし（越）」とは北陸地方にあった古代の国の呼び名で、五木は「能登も元々はこし（越）の国の一部でしたから、この歌で『北陸頑張れ！』という思いを込めて当日も懸命に歌います」とコメントを寄せた。会場ではチャリティーオークションが開催されるが、自身も衣装を提供するという。川中美幸は「能登はやさしや」、松村和子は「能登半島」と当地ゆかりの歌を披露する。 　また６日の昼の部では、台湾のチャリティー企画としてジュディ・オングが同郷のテレサ・テンさんの「つぐない」を歌う。 　同協会理事長でコンサートの司会も務める歌手の合田道人は「今回の出演者一人一人が最高のステージになるように、そして１日も早い被災地の復興のためにお役に立てればと思いながら、３回ステージで約１００人の歌い手たちと舞台をつとめさせていただきます。よろしくお願いいたします」と話している。