「家具家電付き」の物件に引っ越しますが、いらない家具は「勝手に処分」してもいいですか?
新しい物件に引っ越す際には、生活に必要な家具家電をそろえなければならない場合もあります。 しかし、限られた期間だけその物件に住む場合など、すべての家具家電を買いそろえることが「もったいない」と感じることもあるでしょう。そんなときは家具家電付きの物件を選ぶ方法もありますが、備え付けられた家具家電の中に必要のないものがあった場合はどうすればいいのか、悩まれる方もいると思います。 本記事では、家具家電付き物件に住むメリット・デメリットともに、不要な家具家電がある場合の対処法についてもご紹介します。 ▼アパートの1階と2階で「家賃」はどれだけ変わる? 1階暮らしのメリット・デメリットも紹介
家具家電付き物件のメリットとデメリットとは?
家具家電付きの物件は、引っ越しの初期費用をおさえられることや、入居してすぐに快適な生活を始められることなどがメリットです。 単身赴任や学生など、一定期間しかその物件に住まないことが決まっている人に向いています。退去時には家具家電を自分で処分する必要がないため、手間がかからない点も魅力といえるでしょう。 その半面、一般的な物件に比べて敷金や家賃が高めに設定されていること、不要な家具家電がある場合の対処に困ることなどのデメリットもあります。
不要な家具家電がある場合は勝手に撤去できるのか?
家具家電はあらかじめ備え付けられているため、自由に選ぶことができません。そのため、不要な家具があることも考えられます。備え付けは「便利」だと感じる方が多いとは思いますが、不要な家具家電は部屋のスペースを圧迫するため邪魔だと感じられるでしょう。 しかし、レオパレス21を例とすると「お部屋に設置してある家具・家電製品・備品の撤去、引き上げは致しておりません」としています。また、部品の室外(ベランダ・通路含む)への持ち出しやほかの物件・部屋への移動も禁止されているようです。 さらに、備え付けられた家具や家電が破損・故障した場合の費用負担について、基本的には貸主が負担をするようですが、契約の際に確認しておくことをおすすめします。
不要な家具家電がある物件は選ばない方がいい
家具家電付きの物件は備え付けられていない物件よりも家賃や敷金が高く設定されていることが多いため、備え付けの家具や家電を使用しないなら「割高」だと感じられるかもしれません。 不要な家具家電を勝手に撤去できない場合、スペースが制限されるため、本来使用したい備品が設置できなくなることもあるでしょう。 家具家電付きの物件を選ぶときは、どのような家具家電が備え付けられているのかをよく確認したうえで、慎重に検討しましょう。