島根原発2号機の動力ケーブル、誤切断で焦げ跡 放射性物質の放出はなく、けが人もなし
17日正午ごろ、中国電力島根原発2号機(松江市鹿島町片句)近くの屋外で、作業員が誤って動力ケーブルを切断し、ケーブルが接触した通路に焦げ跡が発生した。通報を受け、消防隊員が現場を確認したが、消火活動は行わなかった。放射性物質の放出はなく、けが人もいなかった。 中電島根原子力本部によると、作業員は海水を貯める「取水槽」でクレーンを操作していた。切れたケーブルがショートし、周りの通路に幅10センチの焦げ跡ができたという。現場は放射線管理区域外だった。