名優揃い! キム・スヒョン待望の新作『涙の女王』主要キャストを代表作で徹底解説
そもそもが周囲の反対を押し切るほどの恋愛結婚だった二人は、財閥家のマウンティング合戦みたいな生活の中で、互いに「優しくするきっかけ」を失ってただけだったわけです!この過程のスヒョンがまたこれがね、屋台のピーナツパンをあったかいまま持ち帰るために懐に入れて帰るとか、コケた妻を遠目で見て叫び声上げてスニーカー買ってあげるとかいう「かわいいバージョン」から、裁判勝訴してパーティーに駆けつけるとか、シャワー浴びてマッパで登場し「見てない間に筋トレしてたの…?」と妻をドギマギさせたり、実は海兵隊の射撃部隊出身で妻を襲うイノシシを一発で仕留めるとかいう「キラキライケメンバージョン」とか、その割に意外と妻の死を願ってて、難病の治療法発見の知らせに軽く失望とか、なんなの一体、あんた可愛い悪魔すぎるだろ!
人気脚本家パク・ジウンがスヒョンの魅力を最大限に引き出す
このドラマの作家パク・ジウンはラブコメがとにかく上手い作家で、日本では一般的には『愛の不時着』の作家と紹介されますけど、言うたら『星から来たあなた』とか『プロデューサー』の作家で、最大のお気に入り俳優は間違いなくスヒョンなんですね!ちょっと書き忘れちゃいましたが、ジウォンが貧乏娘だと思いこんでプロポーズしたスヒョンが、自分の実家ーー父は地方の村の村長では母小さいスーパーを経営ーーにつれてきて、スーパーのアイスボックスをシャッと開けて「好きなアイス食べていいよ」とイケメン風のドヤ顔するところとか、マジで恥ずかしいやら可愛いやら笑っちゃうやらで悶絶しっぱなし!いや何が言いたいって、つまりスヒョンの魅力を最高レベルまで引き出せるのはパク・ジウン作家をおいて他にはいません!
さてこの原稿を書いている時点の配信は、すべての要素が出揃っていよいよ物語がフル回転し始める第4話。もちろんこれから財閥一家の過去とか、後継者争いにくわえてグループ乗っ取りの陰謀が動き出し……ってことでワクワクとぞくぞくが止まりません!ということで今回は、その陰謀に関わる人々を、展開予想も含めて書いてみました!当たるか当たらんかしらんけども、ぜひ鑑賞のお供に!